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明倫館について

　1718年（享保３年）、萩藩６代藩主毛利吉元が萩城三の丸追廻し筋に創建（敷地940坪）。1849年（嘉永２年）には、14代藩主毛利敬親が藩政改革に伴い萩城下江向へ移転（敷地15,184坪。建物総坪数11,328坪、練兵場3,020坪）。1863年（文久３年）、萩庁の山口移転により、上田鳳陽が1815年（文化12年）に山口市中河原に開設していた私塾山口講堂（後に山口講習堂）を山口明倫間と改称、藩校に改め、萩・山口の両明倫館が並立することになる。責任者として明倫館総奉行の職が設置され、加判役支配下であった。萩明倫館は、現在、萩市立明倫小学校の敷地内となっており、有備館、水練池、聖賢堂などの遺構が残っている。1929年（昭和４年）12月17日、国の史跡に指定されている。

朗唱

昭和56年（1981年）より毎朝、松陰先生のことばである朗唱を始める。