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2学期
線

1年 世の人は よしあしごともいわばいえ 賤が誠は神ぞ知るらん
  (海外渡航の企てについて)世間の人は、私のとった行動をよくないという人もいるだろうが、私の国を思う真心は神だけが知っているだろう。(全集第9巻P396 松陰読本P78)

 

2年 一己の労を軽んずるにあらざるよりは いずくんぞ 兆民の安きをいたすんをえん
  自分一己の事も骨身を惜しまず働くようでなければ、どうして多くの人のために尽くすような立派な人間になれようか。
(全集第6巻P146松陰詩稿」松下村塾聯 松陰読本P50)

 

3年 志を立ててもって万事の源となす 書を読みてもって聖賢の訓をかんがう
  何事をするにも志(心のゆくところ・心ばせ)がなければ、なんにもならない。だから、志を立てることが第一である。書物(道徳の教えに関する)を読んで、聖人・賢人の教えを参考として自分の考えをまとめることが大切である。
(全集第2巻P310「野山獄文稿」士規七則 松陰読本P80)

 

4年 人の精神は目にあり故に人を観るは目においてす胸中の正不正は眸子の瞭ぼうにあり
  人の良し悪しを判断するには、その人の眼を見つめて、そのひとみに注意するより、ましな事はない。人の心に悪い事があれば、ひとみは隠すことができない。心中正しければ、自然ひとみもはっきりしている。
(全集第3巻P159「講孟餃話」離婁上篇第16章)

 

5年 道は即ち高し美し約なり近なり人徒らに其の高く且つ美しきを見てもって及ぶべからずと為し而も其の約にして且つ近く甚だ親しむべきを知らざるなり
  人の道は高大でまた美しく、同時に簡約であり、手近いものである。しかし、人はその高大で美しいのを見て、とても自分にはできないことだと、始めから決めてかかるが、(それは間違いであって)道徳というものは簡単なもの、手近い物であり、また最も親しむべきものであるということを知らない。
(全集第3巻P11「講孟餃話」序)

 

6年 冊子を批判すれば嘉言林の如く躍々として人に迫る顧うに人読まず即し読むとも行わず苟に読みて之を行わば則ち千万世と雖も得て尽くすべからず
  本には、よいことがたくさん書いてある。よいことを知るだけではだめだ。知ったことは、実行することが大事である。
(全集第2巻P309「野山獄文稿」士規七則 松陰読本P79)
なかよし 万巻の書を読むにあらざるよりはいずくんぞ千秋の人たるをえん

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