藩主の御座船を格納した倉であり、1608年、萩城築城後、間もなく建てられました。構造は両側と奥に玄武岩で壁を築き、上部に瓦屋根を、前面は木造扉を有しています。屋根を付けた旧藩時代の船倉としては全国唯一の遺構で、国の史跡に指定されています。
浜崎は、城下町が形成された阿武川下流の三角州北東端に、城下町の形成にともなって開かれた港町です。近世は廻船業と水産業で栄え、大正から昭和初期にはイリコや夏みかん等の交易で栄えました。現在は、江戸時代から昭和初期に建てられた建物が多く残っています。
住所:〒758−0024 山口県萩市大字東浜崎町125
TEL:0838-22-0133「浜崎知っちょる会」
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駐車場:乗用車7台分 行く手段:JR萩駅→萩循環まぁ〜るバス東回り利用 →バス停(御船倉入り口下車、徒歩すぐ)