浜崎は萩城下町の広がる三角州が日本海に接する浜の先端に開かれた港町です。 三方が山で囲まれた萩城下町にとって、浜崎は海とつながる唯一の町でした。 また萩藩にとってこの町は、島・浦につながる海のネットワークの拠点でもありました。 現在もその町並みは健在で、平成13年11月には、全国で60番目の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されています。
浜崎には、古い建物がたくさんあり、伝統的な町家が残っています。 浜崎伝統地区内には、伝統的建造物として指定された建築物が135棟あり、そのうち、江戸の建物が約45棟、明治の建物が約40棟、大正の建物が約25棟もあります。