山口県萩市の地域密着型コミュニティサイト。地元の情報満載でお届け!

萩LOVEサイト検索
山口県萩市・地域密着ポータル「萩LOVE」
旧萩藩御船倉
 
旧萩藩御船倉とは?
旧萩藩御船倉  

御船倉は、1608年、萩城築城後に建てられました。現在ある御船倉を含めて全部で4棟の御船倉が建てられ、その中でも一番大きな御船倉が現在残っています。御船倉の大きさは縦27m、幅8.8m、高さ8.8mと広い空間になっており、石壁の厚さは6m、面積は423.45uと丈夫に作られています。上部が瓦になっていますが、全国で屋根があるのはこの御船倉だけです。

 
知っちょる?

御船倉は船を格納するためにあるのに、なぜ陸地にあるのか疑問に思いませんか?

実は、昔は御船倉の周りは水面下だったのです。明治以降に埋め立てられ、現在は陸地に御船倉がある状態になりました。昔は水面下だったということで、そのまま船がこの倉に運ばれていました。
 
 
御船倉はこうして作られた

御船倉の壁に使用されているのは、笠山から積み上げられた玄武岩です。当時、萩の城下町には石がなく、現在と違って昔はトラックなどがないので、出来るだけ近い場所から石を運ぶことを考えた場合、笠山の玄武岩が一番近かったのでこの石を使用しました。大きい石などはそのままだと運べないので、のみで割って小さくして運んでいました。
そうして石を運ぶことから始まり、御船倉をひとつ作るのに4〜5年かかりました。

見どころ

玄武岩の間をよく見てみると、赤土を埋めてすき間をなくす工夫がされています。玄武岩には、のみを打った傷あとがありそこも見どころです。また、上を見上げると太い木があり13本あり、それは当時のままとなっています。

現在ある扉は江戸時代にはなく、昭和に国指定史跡という国の文化財に指定された後に管理用として設けられました。大きい扉と小さい扉があるのでぜひ見てみてください。

 

トップ   浜崎   おすすめスポット   イベント

 

山口県萩市・地域密着ポータル「萩LOVE」 運営者情報プライバシーポリシーリンク集お問い合わせ 「萩LOVE」ページの先頭へ
当サイトにおける画像・文章などの無断でのご使用・転載は御遠慮ください。
(使用されたい場合にはご連絡いただければ検討いたします)

■企画・運営:ボランティアグループ「萩LOVE」
■事務局:〒758-8555 山口県萩市大字江向510 TEL 0838-25-9287 (Fax兼)