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泉流山には2基の登り窯があります。
そのうちの一つは、大正時代に築窯【登り窯@】されたものです。
その大きさは萩の窯の中でも最大級の規模を誇っており、何度も修理を経て現在に至っています。
この窯は平成3年まで使用されていましたが、現在では老朽化しており使用しておらず、姿をとどめるのみとなっておりますが、その巨大な造形は今もなお萩焼の素晴らしさを物語っています。


現在メインで使用されている窯【登り窯A】は、最初に紹介した窯とはひとまわり小さくなりますが、それでも相当大きい部類に入っています。
この窯は昭和60年に築窯されたもので、(財)吉賀大眉記念館のすぐ裏手に設置されており、日々様々な作品を生み出しています。
登り窯は、傾斜に沿って上にいくつかの焼成室が続き、それらが繋がった細長い形態をしています。



窯の入り口付近と裏側には小口と呼ばれる部分があり、ゼーゲルコーン色味を用いて、作品の焼け具合を確かめます。 一番下の窯は大口(おおぐち)又は胴木窯(どうきがま)と呼ばれ、焚くことが専門の場所です。 各窯は壁の下に開いているたくさんの穴でつながっており、炎はその穴を通って上にいき、上の窯を暖めていきます。 その熱量がだんだん上の窯へと登っていくことで、萩焼を焼成する場が出来上がっていきます。 胴木窯で充分に焼くと、次は灰窯と呼ばれる窯を焚いていきます。灰窯からは横の方に焚き口がついています。 このように最後の窯まで約48時間交代で休むことなく焚き続けています。

登り窯の仕組みを詳しく! ←クリック

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