平面積338.58u
主屋は幕末頃に建てられたと思われる、大黒柱を中心としている建物です。 商売をしていた通り庭には吹き抜けの鴨居があります。当時使用されていた看板が壁に掛けてあったり、磁器が残っているなど、酒業造や醤油屋を営業していた頃の名残が残っている場所です。
旧久保田家住宅がお店を営業しているとき、この入り口は写真のように上がっていました。また閉店するときは下がるような造りになっています。
手前に写っている白い磁器は旧久保田家住宅が醤油屋をしていたときに使用していたものです。磁器は小畑焼きという地元で生産されたもので、大量に生産できないため容器に漢数字番号が書かれてあり、貸し出す時に相手の氏名を記帳していたそうです。