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作り方 〜making〜 |
萩焼の一連の流れを簡単に言うと… |
土揉み |
ろくろ成形 |
乾燥 |
素焼き |
      
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くすりがけ |
本焼き |
完成!! |
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※詳しくは画像をクリック!! |
土について 萩焼を作るには2種類の土が必要です。まず一番メインで使われる大道土(だいどうつち)についてですが、大道土は肌色と黄土色を混ぜたような色をしています。運ばれてくるときは岩のような状態で来ます。それをハンマーのようなもので砕き機械で何度も分離させ盛り鉢と呼ばれる鉢の中に入れて何日か乾燥させて作ります。次に大道土に混ぜる金峯土(みたけつち)についてです。金峯土はきな粉のようにサラサラです。見島土は大きな瓶の中に見島土を水と混ぜて入れて、分離するのを待ち上に残った粘土だけをすくって漉し、そして自然乾燥さして作ります。萩焼に使われる土は手の熱で乾きやすく、粘り気も少ないので仕事を早くしないといけません。
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土揉みについて
土揉みは土の中に入っている空気を抜くものです。土揉みをする理由は2つあります。焼いた時にひび割れるのを防止するためと、硬いところと軟らかいところとを混ぜるためにします。基本的に「菊練り(きくねり)」というやり方でやります。70〜80回向きを変えて2回します。大道土は肌にとてもよくて肌パックをしてもいいぐらいだそうです。見島土を土揉みする際は長くやると鉄分が多く手が荒れるため注意しなくてはなりません。 |
【before】 |
【after】 |
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道具について
鉋(かんな)、丸鉋(まるがんな)、角鉋(かくがんな)、けんさき、はまをそれぞれ細かく使い分けます。
はまというのは丸い形をしたもので、萩焼に作る際に加わる力を分散させるために使います。
鉋、丸鉋、角鉋、けんさきなどの道具はおもに
高台を作るときに使うか、萩焼に模様を入れるときに使います。 |
ろくろについて
ろくろは足で蹴って回すけろくろと電動ろくろというものがあります。山口では時計まわりですが、京都は山口と逆で反時計回りです。
ここでは電動ろくろについて説明します。土の形を整え、手は乾かないように水をたっぷりとつけます。ろくろの上で土を円錐状にし(この作業を土ごろしと言います)、その中心に親指を押し当て穴を作ります。その穴に沿って土を持ち上げるように親指の平を使って広げていきます。お皿にしたいときはあまり持ち上げないようにします。器の形を整えるため両手の中指の平で、広げた土に沿うようにそっと当てます。下の動画はこの時の作業をしています。この時に力をあまり加えないのがポイントです。器の形になれば飲み口を滑らかにし、高台の高さを考えそこに糸を当てろくろを回しながら片手を離すと器と土とが切り離されます。切り離した器は形が崩れないように手をチョキの形にし、優しくはさんで乾燥させる台に置きます。
【ろくろを回している様子↓】
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乾燥について
乾燥させる時間は陶器の大きさによって異なりますが、日陰で充分乾燥させます。 |
素焼きについて
本焼きの前に素焼きという作業をします。約800℃の窯で15時間ほど焼きます。素焼きをすることによって、土の粒子同士が結びつき土が硬くなり石器のようになります。 |
釉薬(ゆうやく)について
松林庵では素焼き後に釉薬(ゆうやく)をかけていますが場所によっては素焼き前にやっているところもあります。ただ素焼きをした後にかけたほうがキズができにくいです。釉薬をかけることを釉掛け(ゆうがけ)と言います。
一か月ぐらい乾かします。
釉薬には酸性で黄色の枇杷釉(びわゆう)、ピンク色で中性のもの、青色でアルカリ性のものがあります。
あと透明釉(とうめいゆう)という熔けると熔けた状況によって色が変わるものと藁釉(わらゆう)という灰色で焼くと白くなるものがあります。 |
窯について
松林庵では連房式登り窯(れんぼうしきのぼりがま)で焼いています。そのように呼ばれる由来は一つ一つの部屋を袋に例えているところからです。この連房式登り窯は熱効率がよくしっかりと萩焼を焼きしめることができます。きちんと焼きしめることができなければ漏れがひどくなります。逆に焼きしめすぎると萩焼の楽しみでもある七化けが起こりません。温度をみるポイントは2つあります。火の色といろみです。いろみはその窯の一番温度が低いところにいれます。窯のなかには4列ほどの棚になっており天秤積と棚積という並べ方をします。なかに何も入れてない夜にはコウモリが来るそうです。
入口に松の木を割った束を250束ほど投げ入れます。250束も入れるのに灰は塵取り一杯にもなりません。
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感想
私たちが実際に体験して、感じたこと、思ったこと、考えたことなどを体験レポートとしてまとめました。萩焼の素晴らしさを少しでも知っていただけたらと思います。
体験レポートへ GO!!!
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