東光寺
東光寺は、国指定重要文化財に指定されている、1691年に萩藩三代目藩主毛利吉就(よしなり)が建てられた黄檗(おうばく)宗の寺院です。
吉就が慧極(えごく)のために寺を建てようとしましたが、当時は新しく寺を建てることが禁止されていたため、下関の廃寺であった東光寺を、家臣の別荘地であった萩に移したのが、東光寺の基です。
(吉就の死後、毛利家の菩提寺(ぼだいじ)となった)東光寺の裏にある毛利家墓所には、吉就から11代までの奇数代の藩主と毛利家の関係者の墓があります。その前にある藩士が寄進した多数の石灯籠が立ち並ぶ姿は、まさに圧巻の一言です。
東光寺は、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、季節によってとても美しい姿に変わるので、ぜひ見に行ってみて下さい。
また東光寺内にある、パナデリア キキというパン屋があり、カンパーニュやフォカッチャなど様々なハード系のパンが販売されています。東光寺に行った際はぜひ食べてみてください。