瀧子の子育てエピソード
◆夫に従って野を耕し、山で木を切り、寒暑を問わず働き、労働の苦しさを味わい、
時には女性ながら馬を使って畑で働いた。
◆夫の百合之助が城中に住む6年の間、瀧子が夫に代わって一切の家事を処理し、田畑を耕作した。
◆小さい三人の子供をかかえつつ、病人の看護は実に至れり尽せりでしかも汚物の洗濯や世話も何と
も思わない奉仕ぶりには姑も泣いて感謝し、近所の見る人は感動した。
◆貧しい環境でありつつ、子女の教育には特に心を用い、忙しい家事であっても学問だけはちゃん
とするように指導した。
◆四人の子が病死したり、次々と人生の憂目にあうがどんな事態
にあっても言葉も態度も普段と少しも変わらなかった。
◆一家の人気の中心であり、とても陽気な人だった。
「吉田松陰をめぐる女性たち」 参考
★子育てエピソードから分かること★
強くたくましい 優しい 陽気 自分のことより家族のことを考えている
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