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サンドブラストという自分たちが描いた模様を砂を使ってガラス に吹き付ける作品も作らせてもらいました。砂が噴き出る機械に 平行に向けないとうまく模様が付かないので、神経をすり減らし ながら作業を行いました。なかなか難しく、少し模様がかすれて しまいましたが、自分の力だけで作れたものなので多少の失敗も 含めて満足のできるものを作ることができました。

ガラスの棒を溶かして作るキーホルダーも体験しました。窯のほ うと比べたら熱くはないのですが、ガラスの棒を溶かさなければ ならないのでバーナーの近くに手を持ってこなくてはなりません。 とても熱く、手がぶれたりしましたが、ここでも工房の方の助け があって自分の思い描いていた模様の作品を作ることができまし た。波線のような模様を入れるときに、溶けたガラス棒ともう一 本のガラス棒を器用に操ってきれいな模様を入れていく工房の方 の姿がとてもかっこよかったのを覚えています。

よくテレビなどで宙吹きをしている姿を見て簡単そうだななどと 思っていましたが、実際にやってみると案外重く、またきれいに 回しながら吹くということがとても難しいということに気づきま した。さらに工房の中はとても熱く、立っているだけで汗をかい てしまうような環境の中で、工房の方に何度も助けられながら、 修正してもらいながらなんとか形になるものを作り上げることが できましたが、工房の方の手伝いがなければとても作り上げるこ とはできなかったと思います。集中力が続かない状況の中、とて もうつくしいガラスを作っておられる工房の方を尊敬します。