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藤田社長のお話 内ヒビ貫入ガラス 切り子ガラス 高い性能

藤田社長のお話

 藤田社長が萩ガラスを知るに至ったきっかけは、『幻の萩ガラス』を紹介する大学教授の講演を聞いたことからです。それまでは、地元のものである萩ガラスについて存在自体知らなかったそうです。 萩ガラスについて深く調べ「幕末の萩ガラス製作者 中嶋治平がなしえなかった高度の技術を完成させたい」との思いから、萩で自分がやる意味のあるもの『幻の萩ガラス復刻』に携わりました。 藤田社長はONE & ONLY という言葉を大切にしておられます。他にはないもの、高度な技術と高い性能に誇りと絶対の自負を持っているからです。萩ガラスの内ひび貫入の技術は国内でも真似することのできないと、同業者に技術解放をするほど絶対の自信を持っておられます。3年間ひびが増え続ける不思議な商品です。 ガラス原料には笠山の石英玄武岩が使われており、硬質カリガラスは作業時の温度が高くコストがかさむが藤田社長の職人魂で「透明度が長持ちし、硬くて丈夫なガラスで、20〜30年たって違いが分かる」ものづくりにこだわっています。 オンリーワン商品のブランド化を目指しています。

内ヒビ貫入ガラス

萩ガラス工房で作っておられる内ひび貫入ガラスはダイヤモンドダストのような繊細なヒビを内部に閉じ込めたものです。そのヒビは貫入という技術で、通常冷却の際にガラス素地の熱膨張率や収縮率の違いによってできるものですが、萩ガラス工房はこの貫入を内部に閉じ込め三層構造のガラスをつくることで熱に強くとても丈夫なガラスを作ることに成功しました。またこのヒビは約三年かけて広がっていくので一つ一つの模様を楽しむことができます。 この技術は同業者にも公開していますがガラスの微妙な膨張率を計算するなど誰もまねできない技術だといっておられ、萩ガラス工房の技術力の高さを物語っています。

切り子ガラス

萩切り子ガラスとは、中嶋治平という長州藩の科学者が作り上げたガラス細工の一つです。中嶋治平が44歳で亡くなってからは、後継者がいないため約150年の間途絶えていたのですが、萩ガラス工房の藤田社長が中嶋治平の子孫の方が持っている古文書を紐解き、復元させたものです。江戸切り子の流れを含む萩ガラスのデザインの特徴は、江戸や薩摩の切り子にはない10面カットです。細部にまでこだわり細かく美しい模様が施されており、24の基本模様を復元し、製作しておられます。これらの制作は一つ一つ手作業で、約3か月かかるそうです。高杉晋作大村益次郎周布政之助などの幕末に活躍した偉人達も愛用した10面カットのグラスを萩ガラス工房では扱っておられます。

高い性能

笠山で採掘された玄武岩を原石から精製、他の追随を許さない独自技術・手法のガラス造りを誇りとし、1520度の超高温域での硬質カリガラス製造から硬くて丈夫なガラスの製造に成功しました。耐熱性があり割れにくく、強度は普通の軟質ガラスに比べて5〜10倍はあります。国内で唯一ここにしかない「オンリーワン」&「確かな品質」を保証します。
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