初めての取材を終えた、萩商工生。
10班が、分かれて各々萩市内の観光スポットに行きそこでお話を聞きました。
普段の授業とは違う、自分たちよりも上の世代の方々との交流。初めての方と接する緊張感。
みんな、様々なことに気付いたようです。
・取材対象について、よく研究し質問内容についても全員で理解しておくべきだった
そうなんですよね。 確かに、取材に行く前に事前レポートを作成して、何を質問するかも授業でおこないました。 でも実際に取材に行くと、その場所での雰囲気や緊張から、先方のペースになってしまうんです。 その場の空気に合わせつつ、要点を捉えた質問をする。 とても難しいことですが、そこに気付いただけでもすごい!
・取材先までの行き方がわからなかった
知っているようで、知らない萩市。 取材先の歴史や特徴を調べていても、当日「えっ?どうやって行くの?」と肝心なところを確認できていなかったり。 行き方、帰り方、時間、自転車を置く場所、まず自分から挨拶をする。 「日常生活を見直す必要もあると感じた」という言葉も。 知識だけではなく、自分が当たり前のことがきちんとできるかということにも反省があったようです。
その他、先方との連絡の行き違い、メモをとるのに必死で写真が少ないなどの反省もでてきました。
っと、私も偉そうなことを言っていますが実際この歳になっても、みんなの反省が全てできているかというとそうではありません。
みんなよりも、経験していてもできていないところもあります。 今回の反省を聞きながら、自分を省みて恥ずかしくなる点多々ありです。 でもそこからまた学習していける。 反省って大事ですね。
もちろん、取材を経験して反省ばかりではありません。
「社長が(取材申し込みの)電話をしている間に、社長の役に立てたらいいなと思いメールを作成しました。そんなとき『自分の仕事より優先してくれてありがとう』と言われて本当に嬉しかったです」と助け合いも生まれていたり。
質問以外も必要な話のメモを取るよう心がけていたり、観光客の方への配慮に気をつけていたりと、確実に成長につながっていると、深く感じ入る言葉も多かったです。
反省をし、コンテンツ作成のさらなる計画に入る生徒たち。 取材が弱かったところ、写真が足りないところが出てきた班は、自分たちで時間を見つけて、再度観光スポットに取材のお願いをし、お話を聞きにいきました。
今回の取材は、次へのステップアップにつながる機会であるように思います。
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